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[ 1425] 昨日の続き
[引用サイト]  http://damashi.cocolog-nifty.com/blog/

昨日集まったのは、既に職場はバラバラであるが、私の最後の職場の方達ばかり11人で懐かしい顔振れであった。最後の職場と言っても定年退職する1年ほど前までの新しい事業で苦労も多かったが楽しい職場でもあった。もっと大勢居たのだが、今いる職場がバラバラだとなかなか集まり難いようである。一番恐れていたのは名前の思い出せない人がいるかもしれないということであったが、みんな1目で思い出してホッとした。近況を聞いたり、思いがけない情報があったりしてびっくりもした。 で、退職されるKさんにかつての上司のEさんから花束を贈る。顔を隠しているんじゃなくて涙を拭いているんです・・・よね。 私にとってはお客さんなのだが、最終的な経理的数字の話はいつも彼女としたものだ。Eさんとは10万円単位、今回声をかけてくれたMさんとは1万単位、そして最終的に1円単位でKさんと決める感じだ。どちらかと言えば私も1円単位できっちりしないと気が済まない性質なので、話は合ったほうだと思う。新しい仕事を考えているらしいが、決まったら連絡もらうことにした。接客の仕事ならツーリングの途中に寄る約束もした。だってねぇ・・・秦野・渋沢って言ったら庭みたいなもんだもの。話は変わるが今回出席したUさんの息子さんが、ロックバンド『OVER HEAD KING』のベース担当で、昨日(3/19)2枚目のCDをリリースしたとのこと。曲はここで試聴できる。Uさんも芸能人のお母さんかぁ・・・・・。
ウォーキングだけだとあまり心拍数が上がらないので、最近はジョギングも取り入れているのだが、今日のようなメニューがいいかなぁと思った。公園までの往路 ウォーキング 800m1周目 ジョギング 1700m2周目 ウォーキング   1700m3周目 ジョギング 1000m ウォーキング 700m4周目 ジョギング 1000m ウォーキング 700m5周目 ジョギング 1000m ウォーキング 700mテーブル腕立て伏せ 30回・・・1m高のテーブルに斜め腕立て伏せ軽い腹筋運動   30回ストレッチング 15分公園からの復路 ウォーキング 800m1周目のジョギングは途中でやめたくなるほどきついが、2周目をウォーキングにすると、3周目以降のジョギングは結構身体が軽く、楽に走れることに気が付いた。それに全部ウォーキングしていたときは、公園からの帰りのウォーキングがかったるい感じで足取りが重かったのがこれも結構軽い足取りで帰って来れる。まぁ、たまたま今日は調子が良くてそう感じたのかもしれないが出来るだけこのメニューに沿ったトレーニング(?)を続けてみよう。いつまで続くかは・・・あっ、明日は雨だから中止ね。何はともあれこれで自転車には乗れなくても、多少は心拍数の低下を防ぐことが出来るだろう。もっともレースに出るわけじゃないんだからこんなトレーニングなんて必要ないんだろうけどね・・・気休めョ。今日は18時から渋沢駅前の煉瓦亭で現役時代にお世話になったお客さん筋の女性の退職送別会に出席のため早目のエントリー。それにしても未だにお声をかけてくれるなんて嬉しいねぇ。・・・・自分の居た会社からはまったく声はかからないけどね。
ウォーキングをしているとすぐ近くでウグイスの鳴き声が・・・。どうやら常緑樹の葉の生い繁った木の中から聞こえる。デジカメを取り出して目を凝らすが見つけることが出来ない。粘り強く葉の中を観察していると素早く動いたものが見えたので、その方向に向けて勘でシャッターを切ってみた。でも全然写ってないよ。ウグイスっていつも茂みの中を移動するから撮るのは難しい。鳴き声だけはほんの5mほどのところから聞こえるのにね。それに諦めて歩き始めると後をついてくる。『ホラ、ここにいるよ・・・』って感じで・・・バカにされてるみたいだ。恥ずかしい話だけど10年ほど前まで、花札の梅に描かれているのがウグイスだとばかり思っていた。あれはメジロだよね。昔から『梅に鶯』なんて言うのはどういうことなんだろう?・・・。きれいな鳴き声からメジロのようなきれいな鳥を想像しちゃうけど、本当は茶色い目立たない鳥だよね。そう言えばウグイスって鶯色じゃないよなぁう〜ん、うぐいす豆を食べたくなったなぁ・・・。
先週木曜日に江ノ島・茅ケ崎と走った時、後半ハンドルを握っているのがかなりきつく感じていたのだが、金曜日以降改善どころか悪化したような感じがする。腫れの状態は変わらないが、痛みが強くなったようだ。心配になって今日は再度整形外科でレントゲンを撮ってもらった。腫れがひかないのはちょっと解せないが骨には異常ないとのこと。リハビリテーション・ルームで痛む部分を電気(レーザー?)治療。始める時だけ立ち会ってもらい、後は自分で操作する。3分ほどなのだが痛む間は毎日やった方がいいとのこと。50肩も温熱療法だけど併せて出来るし、今週は毎日通ってみようと思う。鍼灸治療も捨てがたいが、なにしろ費用が安いしね。目論みでは今週には自転車もかなり乗れると思っていたけどなかなかそんなに甘くはなかったなぁ。とりあえず今月いっぱいは自転車は封印することにした。その後は経過をみてから判断しよう。ここのところの暖かさで白木蓮の花が一気に開いたね。
昨夜は昨年9月に中学時代の仲間が銀座にBarを出したので、他の仲間12人と一緒に行ってきた。松屋通りと昭和通りの角のビルの8F、エレベーターを降りると入口になっている小さな Bar Chair。普段は静かな雰囲気のBarなんだろうけど、60過ぎのオヤジ9人とオバサン4人が押しかけたらどうしたって雰囲気メチャクチャだろう。でもありがたい事に20時半までは貸切とのこと。もっとも小さなBarだから、これだけ入れば満席だ。 入ってしまえば静かな雰囲気でいいのだろうけど、ビルの狭い入口からエレベーターで8Fまで上るというのが、フリー客には入りにくいからリピーター頼みらしい。でもそのリピーターになってもらうのもなかなか大変そうだ。そんなわけで経営的にはかなり厳しいようだけど、彼の永年の夢がこういう店を出すことだったらしいから今のところは夢が叶ったということでやっていけるのだろう。
しかしめったに行かないようなところへ行くとキョロキョロしちゃう。それでついついネオンの明るさに珍しげに写真を撮ってしまう。いつも来ている人から見れば完全なお上りさんだな。
肩も指も順調に快復に向かっていると思っていたが、昨日夜から今朝にかけては1週間振りくらいに肩の痛みがぶり返してよく眠れなかった。指の方も月曜日の鍼で劇的に改善したが、それ以降目に見える改善を感じられない。体調が悪いとかではないのに何故だろう・・・。木曜日に調子にのって64Kmも走ったのが悪かったのかな?。このいい天気に乗れないのは残念だけど、明日も含めてちょっと様子を見ることに決めた。場合によってはもう1度鍼灸治療かなぁ。昨年9月に中学時代の仲間が銀座にBarを出したので、今夜は他の仲間と行ってみることになった。本当はもっと早くに行きたかったのだが、東京方面はなかなか億劫で、足がむかなかった。なかなかお洒落で雰囲気のいいお店とのことだ。平日は仕事帰りの人達で賑わっているとのことで我々が行って雰囲気を壊してしまうのもなんだし、比較的空いている土曜日がいいということで今日にしたのだ。迷子になるといけないので駅ホームで待合わせ・・・田舎者ぉー!。
鍼灸院でベッドにうつぶせになり、鍼を打たれたあと、電気を流し始めて15秒ほど経ったら突然電源が落ちた。顔を上げてみたら他のベッドも天井の灯りが消えている。外の明るさが入ってくるのである程度の明るさは保ててはいるが、スタッフは何やらバタバタと対応しているようだ。まぁ、鍼と温灸には支障がないので治療はされたのだが、いつもの温熱や電気を使う治療はすることが出来なかった。結局私が終了するまでには電源の回復はなかった。でも治療費はいつもと変わらない・・・なんだかな〜。一応鍼灸治療は今回で一区切りすることにした。1週間経っても改善されないようなら再検討することにする。
天気予報に寄ると午前中北の風、午後から東南東後南風とのこと。ということは境川経由江ノ島は追い風、江ノ島〜茅ケ崎も追い風、茅ケ崎〜自宅も追い風・・・・これは楽チンリハビリじゃん。それにしても境川経由江ノ島は最後に行ったのが昨年の12月31日だから約2ヵ月半ぶりだよ。湘南台まではやや向かい風もあったが、境川CRに入ると思惑通りの追い風基調。懐かしいなぁ・・・境川CR。ジョギングをしている人がいつもより多い。今度の日曜日の湘南国際マラソンに出場する人達だな・・・きっと。写真は全てクリックで大きくなります。 そして遊行寺の黒門。黒門には清浄光寺の大きな表札が掛けられている。正式には清浄光寺(しょうじょうこうじ)と言うらしい・・・知らなかった。 藤沢橋からいつもの裏道へ入り、もうじき江ノ島というところで、ちょっと人の出入りの多い寺(常立寺)があったので覗いてみる。すると枝垂れ梅が丁度満開・・・皆さんこれが目当てらしい。ネットで調べたら枝垂れ梅の名所だそうだ。 江ノ島到着・・・結構風が冷たいよ。このところ鍼治療や、健康診断費など何かと出費が多いので、節約のため今日もコンビニおにぎりとパンで昼食。江ノ島を出て、すぐ隣の江ノ島漁港・・・ここは初めてだ。 湘南海岸CRも追い風基調で楽チン。でもCRは半分砂に埋まっているところもある。道幅は標識の建っているところまであるはずなんだが・・・。 平塚まで走ろうかと思ったのだが、何となく気が変わって柳島で折り返し、いつもの菱沼海岸からの烏帽子岩。
ラチェン通りを通って茅ケ崎里山へ向かう。そう言えば、極最近話題の宇宙飛行士土井さんはラチェン通りの由来のドイツ人貿易商ラチェンさんと親戚だってね。今日は殿山公園の坂を登り、大岡越前ゆかりの浄見寺へ。石庭の前の梅がいい形に剪定されている。 浄見寺の前の旧和田邸の茅葺屋根が葺きかえられていた。真新しい屋根が陽に照らされ金色に輝いていた。マルコ・ポーロはこれを見て『黄金の国』と思ったらしい。じっくり見ていたら・・・明日床屋に行こうと思った。 茅ケ崎里山公園の中の一般道・・・いつ来ても気持いい。 『ギャラリー 木の実』でコーヒータイム。ここも3ヶ月ぶりくらいかな?・・・・。オーナーとちょっと話をして帰ってきた。で、肝心の指の状態だが、無理すればチェンジレバーを押せるようになったが、まだまだ痛む。それに走り始めは問題ないものの、永く乗っているとやはり結構痛くなってくる。今日も最後の方はややきつかったかな?・・・。次のリハビリ走は3日くらい間をおいたほうがいいかも・・・。本日走行距離 64Km。
今日も鍼灸治療に行ったのだが、指が更に改善したように思う。打ってる時は痛く、帰ってからも1時間くらい鍼の痛みの余韻が残っていたのだが、午後からかなりいい状態になってきた。そこで鍼だけではなんだと思い、リハビリ用に握力強化グッズでも買ってこようとしたのだが、女房が『確かどっかにあるはずだよ・・・』と、押入れから出してきた。 おぉおー、これこれ、いいのがあるじゃん・・・早速試してみよう。右手は握り切ることが出来るが、さすがに左はまだ痛みが残り、半分くらいしか握ることが出来ない。痛みがなくなっても自転車特にロードに乗るにはブレーキレバーをしっかり引くためにこの強化は必要だろう。あとはフラットバーのシフトレバーを押せるようになることだな・・・。それももう押せそうな気がする。明日もそこそこ天気良さそうだし、リハビリ走をしてみよう。それにしても女房はなんでこんなものを買ったんだぁ?・・・・。もしかして俺の首を絞められる握力が必要だったのかも・・・。
昨日鍼を打った親指の痛みが随分和らいだ気がする。その確認のために茅ヶ崎から平塚方面を周ってこよう。お供は今朝ウォーキングの際、ふくおっとさんから頂いた佐渡ヶ島限定『おけさの柿キャラメル』。東北旅行に行かれたとかでそのお土産だ。かすかに柿の風味があり、美味しゅうございました。 茅ヶ崎に出る私のルートは勿論里山公園経由だ。公園の手前、この辺りが何とも言えないいい雰囲気だ。 公園を過ぎて小出の信号へ向かっていると、ソメイヨシノとは違う種類で八重のような桜が満開。そこだけはもうすっかり春が来ている感じだ。 湘南バイパスの下をとおり、ラチェン通りから海へ向かう。ラチェン通りは真っ直ぐ海に延びていて、かなり手前から道の真ん中に烏帽子岩が見える。 そしていつもの所から烏帽子岩。暖かさの所為もあるが、キラキラ光る海にも春を感じる。クリックで大きくなります ここまできたらPOPSの牛スジオムライスを食べたいところだが、先日の健康診断で総コレステロールが基準値より高いと出てしまったので、ここは我慢してセブンのパンとおにぎり。海岸で食べていたらトンビが低空飛行で狙っているのでトンビから隠すようにして食べたよ・・・なんだかな〜。平塚に渡って八間通りを伊勢原に向かっていたら平塚総合運動公園入口近くでUC君に遭遇。この暖かさでもう半袖だよ・・・若いなぁ。テストも終わったとのことで江ノ島まで行ってくると言っていた。 伊勢原に抜け、C.H.ドンキーに寄ったら日曜日にもちょっとお話したtaka.uさんがスプロケに気になることがあると何やら調整をしていた。これからヤビツに行きたいと言っていた。しばらく話をして帰宅する。ところで肝心の指の痛みだが、やはり鍼が効いたのか日曜日の試走に比べたら凄くよくなっている。路面からのショックても痛みはかなり軽減されている。日曜日は道路上のマンホールの蓋に乗っても痛かったのに今日は全然問題ない。ハンドルもかなりきつく握れるようになった。ただシフトしようとすると第一関節が痛くてダメだ。まっ、当分フロントはミドル(42T)固定で走ればいいだろう。本日走行 50Km。明日と金曜日にも鍼灸治療に行くからもしかしたら来週にはヤビツも夢じゃない・・・かな?
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[ 1426] さらに渋滞の続き
[引用サイト]  http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1205048385

身近な問題についてあまりにも基礎的な話をしようとすると、なかなか難しいですね。おそらく、「非常にわかりやすい問題に対する一見非常にわかりやすいが実は意外にわかりにくい研究」ということなのでしょう。わかりやすいと思ったんだけどね。
渋滞発生を相転移として理解するなら(その描像自体は正しいと思いますが)、コントロールパラメータは密度になります。ボトルネックなしの系であっても、密度を臨界以上にすれば渋滞は不可避であるということで、これは「そうなんだから、しかたない」というレベルの話です。
だからといって、現実の系でボトルネック対策は無駄だとか不要だとか言いたいわけではありません。道路を広げれば渋滞しない、などと言っているわけでもない。そういう極端な捉え方も見かけますが、そうではない。
ただ、渋滞対策としては、ボトルネック部分だけを考えるのではなくて、大局的に見たほうがいいとは言えるでしょう。数理モデルからいろいろなヒントは引き出せます。明日の対策にすぐ役立つと思われても困りますが。
現実の道路ではありえないほど距離を詰めた実験など、なんの意味があるのか、という質問もあるのだと思います。
この実験は数理モデルで得られる結果が実際の車で再現されることを示したもので、問題にしているのは、一般的な話として、「臨界密度を越えると渋滞は自然発生する」ということです。
数理モデルにはたとえば最高速度などがパラメータとしてはいっていて、それを今回の実験条件に合わせたものに基づいて実験しています。したがって、高速道路のパラメータとは違うものです。高速道路(それどころか一般道でも)で、今回の実験のように走ることなどありえません。
臨界密度の値は条件によります。高速道路のパラメータならだいたい40mに一台くらい。今回の実験のパラメータなら10mに一台くらいです。車頭距離でそのくらいなので、車間だともっとだいぶ近い(このくらい短い距離だと、車頭と車間はだいぶ違いますね)。
それから、「言葉遣いがおかしい」という指摘があるのは当然で、それについては苦慮しているとしか言えません。すみません。
それこそ、前に書いたように、「渋滞」という言葉からして日本の道路行政で使うものと違っていますし、日常用語ともイコールではないですが、じゃあ何て呼ぶ? と考えると、やっぱり「渋滞」という言葉しか思いつかない。論文や解説記事ではどういう状況を指すつもりかをきちんと言って、曖昧さをなくしているはずです。論文は英語だからJamと書いてあって、これで通じるのだけど、たぶん「Jam」と「渋滞」も本当はイコールではないのでしょうね。
高速道路上でループコイルを使って測定する量とモデルや実験で使う量も定義がちょっと違う。このあたりも、曖昧さのないよう、そのつど説明をすることになります。その他もろもろ。
あと、どうもうまく伝わってないように思えるのは、これは「実験結果が論文として出た」ということだという点ですかね。結果の正否にかかわる学術的な議論は、これから始まるわけね。追試とか反証とか。論文が出るまでは、議論は始まってないのですよ。
ある学術分野での話なら、その旨を断った上で書くべき話だったなあ、というのが一連の話を読んでの感想です。たとえば「渋滞」という世間一般の認知でも政策的にも異なる定義がされてるような言葉を、何の断りもなく使ってしまうというのは誤解をされても仕方がないのでは?
「ある学術分野での話」というのは今いち違っていて、物理からのアプローチだけど、物理に留まる話だとは思っていないんですよ。同じ現象のメカニズムが分野によって違うはずはないので。結果自体は物理か工学かという「学術分野」には関係ありません。実際、一連の数理モデルの研究では、「工学基礎」分野の科研費も貰っています(一番小さい科研費ですが)。 雑誌として最終的にNJPを選んだのは、誰でも読めるからです。できるだけ一般的な雑誌に載せたかったのだけど、お断りされたので、次善の策。物理の人だけに読ませる交通流の論文ばかり書いても、あまり意味はない。 交通工学の研究者と没交渉でやっているわけではないですが、互いの理解に齟齬のある部分がかなり残っていることは間違いありません。それを埋める必要があることは前々から認識していて、それなりの努力はしているのですが、なかなか難しい。 「渋滞」という言葉の使い方は難しいですね。それこそ、逆にこちらが「当たり前」だと思ってしまったのがひとつの問題でしょうか。論文上は、現象も説明しているのでjamで問題がない。この実験の範囲だけでいえば、遅くなるのはstop-and-goしかないので、「渋滞」でかまわない。日本の道路行政上の定義は速度の値だけで決めるから、道路行政上の「渋滞」と数理モデルで出る「渋滞相」とは必ずしも一致するとは限らない。日常用語はもっと曖昧。jamと渋滞も必ずしも同じものを指すとは限らない。そんな感じですかね。「渋滞学」でいう「渋滞」なんだよね。そんなの西成さんが作った言葉じゃないかと言われれば、まったくそのとおりで、返す言葉はありません。 ただ、一部で誤解されている理由は主にそこではないとは思います。多くの場合はメカニズムについての誤解があり、「相転移描像」が理解されにくいのだという気がします。「非渋滞と渋滞は水と氷の関係」というのは、すごくわかりやすい説明だと思ったのだけど、実は必ずしもそうではないらしいということがわかりました。もちろん、それでよく伝わった人もいるわけですが、「わかりやすい説明」と思ってくれる人ばかりではなく、中には「何の関係があるのかわからない」と思う人がいるのですね。だから、「水と氷」なら誰にでも伝わると考えた物理学者はちょっと甘かったのでしょう。 「誤解」のほうが多いのか、「納得」のほうが多いのか、いまいちわからないので、あんまり「誤解誤解」と言わないほうがいいのでしょうけどね。もしかすると、多くの人は納得してくれてるのかもしれないし。はてなブックマークについたコメントは「納得」が多いです。ただ、「納得したからブックマーク」なのかもしれない。2ちゃんねるはカオスでループな上に、asahi.comの見出ししか読んでない人が多いようなので、気にしすぎてもしょうがない。
ですから「学際的」に活動されてる方の多くは、そこいら(たとえば用語)の使い方に大変慎重なんですよね。もっとも某大教授が「博士論文の発表会」で相手の学術分野の基本的用語の概念を全否定する発言をされて大喧嘩になる、なんて実例も知ってますが。”数理モデルに基づく「物理的解釈」がなかなか世間(^^)に受け入れてもらえないので”という書き込みを見ると、その手の無邪気さがちょっと垣間見えた気がします、失礼ですが。
いや、その点は申し訳ないけど、うーむさんの誤解です。 論文を書く際の言葉遣いには基本的に慎重です。僕は生体物質の論文とか地球科学の論文とかもあって、相手側の言葉を確認しています。論文や学術的な議論では言葉を選びますよ。そうでないと、相手側の雑誌に載りませんから。どちらの雑誌に載せるかで、言葉は使い分けます。それは学際研究で論文を書く際の基本です。ただし、普段は物理の言葉でしゃべりますが。ブログは論文ではないので、物理の言葉のほうが多いでしょう。 それから、「物理的解釈」は言葉ではなく中身の問題です。「物理的解釈」の中身は言葉をどう選ぼうと変わらないですよ。「相転移描像」について、交通工学には対応する言葉がないですから、その部分は物理の言葉です。概念そのものを持ち込むという話なので。
10年以上前に物理学者が問題を考え始めた頃は、言葉はかなり混乱していました。僕たちが調べたり交通工学のかたに話を伺ったりした範囲では、「ボトルネックがないのに起きる渋滞」を表す言葉が見つけられなかったんですよ。
ですから「生体物質の論文とか地球科学の論文とか」に対するときの慎重さを「世間(^^)」に対してもってたのかな?というのが正直な疑問なんですがとりわけ一般マスコミに流すときには、文字通り世間がどう解釈するか?という話になると思うんですが。
道路行政が言う「渋滞」の定義とは違うにせよ、現象としては「渋滞」で良いと思います。そんなに世間の感覚と異なるとは思いません。理解の妨げになっているのは、抽象化の訓練をふだんほとんど積んでないため、捨象された部分ばかりに目が行ってしまう事ではないかと思いました。スケーリングしてしまえば同じ、という感覚なども、ある程度慣れが必要なのかも知れません。もちろんどの程度抽象化できるかは自明ではないのですが。ところで「水と氷」のアナロジーだと、いかにも「水は冷えれば凍る、といわれてもなぁ」みたいに受け取られそうな気がします。さりとて「ゆらぎが成長するかしないかが何か一つの指標で決定される、日常良く目にするもの」ってとっさに思いつかないですね。
『残念なことにこの実験は2重盲検になっていない。車の運転を実験の関係者自らが行なっていたとすれば、彼らは期待される結果を当然知っていたであろう。このような状況ではバイアスがかかり、運転手は意図的もしくは無意識に望ましい結果がでるよう行動した可能性もある。本来は何も予備知識のない第3者に運転させるべきであった。よって、この実験は「ボトルネックのない渋滞」を完全に実証しているとは言えない』なんてイチャモンをつけるレフェリーはいなかったのですか?(もちろんこれは冗談です)
こんにちは、皆さん。 法律なんかでは、その時社会にできている言葉はかえって避ける方向で用語を作ったりしますね。社会でネズミ講が流行って問題になると「無限連鎖講防止法」ができたり「押し売り」や「マルチ商法」が流行ると「訪問販売」「連鎖販売」なんて言葉を定義して法律にして、その法律の説明の時に「いわゆるネズミ講」「いわゆる押し売り」「いわゆるマルチ商法」と説明する訳です。これは、社会で使われる言葉がその表す範囲を広くしたり狭くしたりしていく流動性があるということで、法律が振り回されないための知恵なんですけどね。 法律の用語で最も便利なのが「特定」という言葉です。これは「この法律の中で定義するよ」という意味です。そのため「労働安全衛生法」における「特定化学物質」と「化審法」における「特定化学物質」は違うわけです。それぞれ法令の別表などに記載されている化学物質がそれぞれの法律における特定化学物質であるわけです。 なんだか、「特定」なんて付けると不便そうですが、慣れてしまうと「特定?どの法律の?」と聞き返す癖ができて返って間違えなくて良いんですね。むしろ消防法とかで「危険物」なんてやられると「塩酸も危険だろ、なんで危険物じゃないんだ」なんて言われて「あくまで消防法の危険物ですから、硫酸や硝酸は酸化性があって火事の危険があるけど、塩酸にはないので」なんて変な説明しなくてはならない訳です(笑)。 いっそのこと、いろんなことに「特定」を付けていきましょうかね。「特定渋滞」なんて書いて、論文の中で「ここでいう特定渋滞とは」なんて説明を入れておく(笑)。
例えば、「相転移渋滞」なんてのはどうでしょうか?馬から落馬みたいな言い回しになりますが。とりあえず、こんなふうな変な名前で通しておいて、この言い回しが普及した後で「相転移じゃない渋滞ってあるの?」と聞かれたら、「そんなの無いよ」と答えておくとか。
「特定」のほうがかっこいいが(^^「第二種渋滞」とかね。 e10goさんのリンク先にもありましたが、さまざまな機関がそれぞれに「渋滞」を定義してるわけね。ただ、それらは基本的に「量的」な定義です。「相転移描像」は自由走行とは質的に違うものとして「渋滞」を位置づけます。その点でまったく違う。「渋滞した」と言わずに「渋滞相にはいった」と言ってもだめかな。「渋滞相」という概念は「量的定義」では出てこないから、混乱しないはずですが・・・
/.Jは2ちゃんねるよりましかと思ったんだけど、やっぱりURLを示されても読まずにコメントする人続出か。ただ、明らかに内情をきちんと理解している人がコメントしてくれているのでありがたい。 昔からわかってるとか新しくないとか言う人は、論文のイントロくらい読んでくれよって感じですが、無理だろうねえ・・。僕ら、10何年もやってるんだから、10年前に話を聞いたという人は僕らの話を聞いてるのよ(^^;新聞記事だけで詳細な議論ができると思われては困るんですけど。いっそ日本語訳を作るか
やっぱり/.Jでもだめだねえ。読まずにコメントする人続出だなあ。 「読んでない」といって批判を書いてるつもりの人のコメントが、僕らの結論と同じだったりするから(つまり、論文を系統的に読めば、すでにそういう書いてあるということ)、困るねえ。
関数は「モデル」です。可能な関数のすべてが車に対応するわけではなく、本物の車については、関数のうちの「どれか」があてはまる。どれであるかは観察との比較でしか決まりません。 どの関数を持ってきても、適当にもっともらしい範囲なら、臨界点を持ちます。臨界点の値そのものは関数形に依存しますが、関数を決めれば決まる。関数は「決まっている」ものですが、その正確な形を我々が知っているわけではない。おおむね、もっともらしい関数形を別の観察から決めてあると思ってください。
実験との対応をOVモデルに限る必要はないのですが、OVの範囲でもtanh以外の関数形での議論があります。OVについてはかなりいろいろな解析があるんですよ。それから、感度(加速度の係数)によっては、密度波の生じない領域もあります。これは現実とはあんまり関係ないでしょうが。
インターネットのパケットの渋滞を考えている人もいます。共著者の只木さんもパケットの論文を書いているし、高安夫妻もやってました。交通に似た部分と似てない部分があるので、通信の人と一緒にやれば発展の可能性はいろいろありそうです
渋滞学は積読状態なので重複あるかもしれませんが、通信にもいろいろ使えると思います。ipネットワークでパケットのロスを嫌って無理に迂回に迂回を積み重ねていくとネットが輻輳するなんてのがあります。「当たり前」と言えば当たり前ですが、その輻輳条件とか、よくわかってないのではないかと思います。それから、ルートフラッピングという現象は、遅延帰還による動的不安定性が目に見える形になったものですよね。金子さんのCMLのようなモデルで表現できるかもしれません。
TCP/IPのパケットは渋滞学の重要な応用先と考えられています。できることはたくさんあるんじゃないかな
出遅れコメントですが、 論文+関連HPを見ると、臨界密度は、感度(=制御則と見てもよさそう)に依存すると見えました。 制御則を固定して密度を変えると、臨界密度を越えると渋滞する!ですが、密度を固定して制御に焦点をあててみると、 車の集団の車間制御は鈍感にしていくと臨界密度が低くなる。 ヨーロッパで車1台分程度の車間で130km/hで流れているのを見かけますが、日本人とは制御則が違うんでしょうね。 おもしろいなあ…

 

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